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■ 目 次 |
下記に、桐の特長とお手入れ方法を列記いたします。今後の参考として下さいますようお願い致します。 |
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Q1: | 桐たんすの引出や扉が堅く出し入れがしにくいのですが? |
A1: | 桐製品の特性として防湿効果が有ります。桐自体が湿気を吸い込むことにより膨張し、引出や扉の一部が重く感じられるわけです。従って、不良や欠陥ということではなく、むしろ収納されている衣服を湿気から守っていると考えるべきでしょう。感想時には桐は収縮するので特に心配はありません。気になるようでしたら引出しの底や扉の端にロウを十分に塗ることをお勧めいたします。 |
Q2: | 桐たんすの表面や内部の色が変色してきたのはなぜですか? |
A2: | 桐たんすは防湿効果があります。天然の桐だからこそ空気に触れたり、湿気を吸い込むとその部分が変色してくるわけです。これは桐製品の特長であり桐の表面が呼吸している証明でもあります。 |
Q3: | 桐たんす内部の衣服にカビや虫はつきませんか? |
A3: | 桐にはタンニン、パウロニン、セサミンといった成分が含まれておりこれらが殺虫効果をもたらしています。しかしながら初めから衣類に付着していた虫に関してはあまり効果は期待できません。常に桐たんすの内部は通気をよくしてカビや虫が外から入ってこないように心掛けてください。 |
Q4: | 桐たんすの表面がざらざらしているのはなぜですか? |
A4: | 桐たんすの加工工程に宇造り(かやの木の根を束ねたもので桐の表面をこすり目をだす作業)加工があります。そのために表面がざらざらする場合があります。始めの頃は手にトのコが付く場合があるので時々からぶきしながら使用していくうちにだんだんなじんで桐の風合いがでてきます。 |
Q5: | 桐たんすを置くための適した場所はどこでしょうか? |
A5: | 防虫、防湿効果のある桐たんすでも長持ちさせるには、風通しのよい場所や湿度の低い場所を選ぶことが大切です。山沿いや海沿いの地域では特に湿度も高めです。晴れた日には桐たんすの扉を開けて通気を良くすることも必要です。 |
Q6: | 桐たんすに水などをかけてシミができた時はどうしたらよいのですか? |
A6: | 桐たんすの表面はトノコ(黄土の粉)で塗装されております。万一、液体がかかってしまった時はこすらずにそのまま乾かしてください。 時間がたてば桐たんすの表面の変色とともにシミも薄くなります。 ただ完全に消えることはありません。シミの部分だけを修理しても全体の色とは合いません。その場合は桐全体を色直しすることになります。 |
Q7: | 桐たんすは本当に燃えないのですか? |
A7: | 桐たんすの特長に防湿機能があります。これは桐自体の吸湿性が高く、水を含むことにより耐火機能があるということです。従って乾燥している桐は100%燃えます。ただ、実際の話として火事あと桐たんすの表面は真っ黒でしたが、内部は全く燃えていなかったということはよくあります。これは消防による水を桐たんすが吸い込んでいたからです。(270℃)このようなことから桐は他の木に比べて耐火機能があると言われているのです。 |
Q8: | 桐たんすにキズをつけてしまった時に修理はできますか? |
A8: | 桐はとてもやわらかい木ですから、ちょっとしたことでキズがつきます。 削り直しすることにより、キズは完全に直ります。しかし、削り直しは全体を削るため費用と時間がかかります。できる限りキズがつかないように心掛けることが必要です。 |
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【家具の置き方】 |
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@ | 地震などで家具が倒れ、ケガをする事があるので、建物の壁、床天井等に固定用金具や固定壁材でしっかり固定して下さい。 又、家具の上に物を置くと落ちてケガをすることがあるので、置き方にご注意下さい。 |
A | 高温・多湿の部屋では、空気が滞留するとカビやダニが発生しやすくなり、健康を害することがあります。家具の裏側も空気が流れるよう壁から少し離したり(10cm位が望ましい)、部屋の換気をして下さい。 |
B | 直射日光や熱・冷暖房噐の強風などが直接当たらないようにしてください。家具がゆがんだりする原因になる事があります。 |
C | 家具は水平に保つように置いて下さい。ガタツキのまま使っっていると、扉の開閉や引出しの出し入れがスムーズでなかったり、イスの強度が落ちる等、家具が壊れたりケガをする原因となる事があります。 |
【ご使用にあたって】 |
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D | 家具の上に立ったり、とんだり、踏み台代りに使ったり、不安定な姿勢で掛けたりしないで下さい。<br>安定をくずし、倒れてケガをする事があります。 |
E | キャスター(移動用子車)付の場合は、その上に立ったり、座ったまま激しく動かしたり、押して遊んだりしないで下さい。倒れてケガをしたり、他の物をこわしたりする事があります。 |
F | 引出しや引手の上に乗ったり、扉等にぶら下がったり、無理な力で引張ったりしないで下さい。重心が前へ移り転倒することがあります。 |
G | 引出しが付いている場合、これをいっぱいに引出すとぬけおちてケガをすることがあります。 |
H | 材質の接着剤等が残っている家具で肌の弱い人はアレルギー症状をおこす事がありますので、換気を充分して取り除くようにして下さい。特に乳幼児の衣類等を収納される場合は、ポリ袋やビニール袋等に入れたままの状態で収納して下さい。 |
I | 取り外しのできる棚は、棚受具を確実に取付けて下さい。中途半端な取付けでは棚板がはずれて物が落ち、破損やケガをする事があります。 |
J | 家具を移動する時は、落としたり倒したりして、物をこわしたりケガをする事がない様に、手でしっかり持って運んで下さい。 |
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扉が真直ぐになるように 据付けしてください。 |
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新聞紙・又はボール紙 |
プレート式 |
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